- うすい
- I
うすい【臼井】姓氏の一。IIうすい【薄い】(1)物の厚みが少ない。⇔ 厚い「~・い板」「~・い唇」(2)物の濃度・密度が小さい。⇔ 濃い(ア)色・味・光・影などが濃厚でない。
「~・いピンク」「~・い塩味」「~・い日差し」「~・い影」(イ)まばらである。 すき間が多い。 「~・い髪の毛」(ウ)液体状のものについて, 濃度が低い。 「~・い牛乳」(エ)気体状のものについて, 濃度が低い。 「~・い煙」「~・い霧」
(3)物事の程度が弱い。 (ア)情愛・関心・感銘などの気持ちが浅い。「愛情が~・い」「印象が~・い」「関心が~・い」(イ)利益・効果・恩恵などが少ない。 「儲(モウ)けが~・い」「効き目が~・い」(ウ)つながりが深くない。 関係が浅い。 「縁が~・い」「かかわりが~・い」
(4)(存在感などが)希薄だ。「影が~・い」
(5)思慮・学識が乏しい。「たどり~・かるべき女方にだにみな思ひおくれつつ/源氏(若菜下)」
(6)経済的に恵まれない。 貧しい。「~・き身上(シンシヨウ)の者なれども/仮名草子・東海道名所記」
﹛派生﹜~げ(形動)~さ(名)IIIうすい【雨水】(1)あまみず。(2)二十四節気の一。 一月中気。 太陽の黄経三三〇度のときにあたる。 現行の太陽暦では二月一八, 九日頃。 草木の芽が出始めるという。 ﹝季﹞春。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.